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IRKitをセットアップしてみた
- Update2014-01-20
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つい最近IRKitというガジェットを手に入れた。ということでちょっくら試してみましたメモ的な。
どんなことができるのか?
・リモコンで操作できる家電をIRkitでコントロール
・赤外線通信を学習可能で付属アプリでいくつもの家電を操作できる
IRKitはこの機器自体がリモコンになっており、リモコンの元となる赤外線通信を学習させる事ができ、複数の家電をこのIRKit一つで操作が可能になります。電灯のリモコンとエアコンのリモコンは普通別々になってますね?IRKitがあればリモコンをまとめることができます。
ちなみに似たような事ができるプロダクトとしてはiRemoconなどが既にあるが大きな違いは・・・
・価格が1/3(¥7,500)であること
・オープンソースで様々なアクセス手段があり、例えば自作のリモコンアプリでも操作できてしまう
という点だと思います。
また、このIRKitはサーバー機能も備えており、インターネットを介して外出先から操作することも可能。もちろんそのようなアプリケーションはまだないのだが、オープンソースなのでいくらでも今後出てくることが予想されます。
アプリケーションがなければ使いものにならない!というわけではなく、IRKitシンプルリモコンというiPhoneアプリが公式で提供されています。
設定方法は簡単で基本的に画面操作を進めていけばできると思います。つまずくところと言ったらモールス通信のところですかね。
まず、電源を入れます
家のWi-Fiの情報を入力します
そして打ち込んだWi-Fiの情報をモールス通信でIRkitに送信します。なんか斬新!
ちなみにこのモールス通信が自分はなかなかうまくいかず、後でわかったのですが、通信はできていたけどWi-Fiの接続数制限に引っかかってたみたいです。アプリのよくある質問に書いてありますが「モールス通信中、LEDの色が黄色に点滅し、その後緑に点滅し、赤の点滅に戻る場合はモールス通信はできているけどWi-Fiにつながらない状態」だそう。
仮にモールス通信が全くうまくいかなくても補助手段は用意されています。
あとはひとつひとつリモコンを学習させていきます。
このように、操作するリモコンの役目となるiPhoneアプリはWi-Fiを通してIRKitにアクセスして、どのリモコンを操作するかを受信したIRKitが各家電の赤外線通信をして家電を操作する仕組みとなっています。なので操作するアプリがWi-Fi経由だとWi-Fi圏内の家の中でしか操作できません(1階から3階の家電を操作とか)。ただ先程も言ったようにサーバー機能を備えているためHTTP通信で外出先からも操作可能になります。
ちなみになんですけど、自分は電灯やエアコンの操作はできるようになったのですが、テレビのリモコンは認識してくれませんでした。まあ仮に学習できたとしても流石に沢山のボタン操作を覚えさせるのはしんどいのだが・・・。
追記:この後IRKitの生みの親の@maaashさんからDMがあり(ビックリ!)認識されなかったテレビのリモコンの詳細を聞かれたので調べてお伝えしたところ、無線通信のもので赤外線通信のものではなかったようです。赤外線のものなら大丈夫とのこと。テレビを買った時に同包されてたようですが手元にないので見つかったら試してみよう。
IRKitはAmazonで買えるのだが、現在品切れ中だそう。開発者の@maaashさんをフォローしておくと再度売り出した場合つぶやいてくれると思うので、欲しい方はフォローしておくと良さそうです。
まあでもコレを使ってなんか面白いアプリ作れそうなので、ちょっと遊んでみたい。まずは外からエアコンスイッチ・オンかな。。。寒いの苦手なので。