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今に見て見返す恩師の言葉

  • Update2014-11-05
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ちょっと真面目な事を書いてみる。

最近思うのは、自分の精神年齢が学生時代からあんまり変化してないこと。
相変わらず能天気だし、相変わらずマイペース。

変わらなきゃと思う気持ちもある反面、自分の持ち味を殺したくないという気持ちもある。
ただ、自分の持ち味ってなんだろうって考えた時、やはり他人の言葉を参考にする。

最近、断捨離を決行したのだが、ありがちな事で昔の卒業アルバムや、過去の思い出を見返す機会に巡り会えた。

そこで自分の中学時代の先生の卒業時代に渡された手紙を見返した。

そこには自宅が登校拒否している生徒の家から近いからと言って、先生からその生徒に対して手紙を渡して欲しいとか頼まれて、嫌な顔せずそれを引き受ける自分に感謝していたということ。嫌な顔せず引き受けたとあるけど、当時の気持ちとしては、頼まれたことをやればいいと漠然と考えていて、先生の気持ちはあまり考えてなかったと思う。

登校拒否してるということは先生とも友人とも、とにかく会いたくないということ。だけど、先生にしてみればなんとかしてやりたいという気持ちでいっぱいなはず。先生とその登校拒否している友人のコミュニケーションを繋ぐ役割が自分だったことを考えると、卒業時に先生に感謝された気持ちが分かるのである。

ちなみに先生から卒業時に送られた言葉は福沢諭吉の心訓七則だった。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

自分のマイペースさは維持しつつも、心の中から変化が訪れているも事実。先生の言葉を教訓(まあ実質は福沢諭吉”先生”の言葉だけどw)にして頑張ろうと思った次第。既にアラフォーですが、今見返す学生時代の恩師の言葉って心底心に響き、当時どんな気持ちで自分に送った言葉なのか分かったような(妄想ですけど)次第。